レンジフードの不調・故障そのままにしてない?修理・交換の目安
毎日お世話になるキッチン。
働き者のコンロのコンビといえば、レンジフードですよね。
コンロに火がつかなくなると困るので、コンロの不調や故障に敏感な方は多いですが、
レンジフードは少しくらい調子が悪くても、長年使い続けているという方が多いんです。
確かに、少し異音がするとか、ファンの動きが鈍いとか、何らかの不調があっても、
気にはなるけど交換するほどではないと感じますよね。
「換気扇が動かなければ窓を開けたらいいや」と思う方もいるかもしれません(苦笑)
ですが、レンジフードが不調なまま、もしくは故障したままだと、思わぬ事故につながることもあります。
「ちょっとおかしいな」「そういえば長年使い続けているな」と思ったタイミングで、ぜひレンジフードのメンテナンスを検討してみましょう。
目次
レンジフードの不調は◯○を招く!?意外と怖いレンジフードの不調
レンジフードの主な役割は、換気の補助です。
何のために設置しているのか分からないと感じることもあるかもしれませんが、
キッチン(コンロ)で出た煙・ニオイ・水蒸気などを効率よく集め、排出する手助けをしてくれます。
最近では換気扇(ファン)と一体化したものや、手元を照らすライトがついたもの、デザインがスタイリッシュなものなど、
実に様々なレンジフードが販売されており、心地よく料理するために必須アイテムとなりつつあります。
さて、水回りの設備で、明らかな不調や故障、放っておけないトラブルってありますよね。
水漏れとか、詰まりといったものです。
これらのトラブルには皆さんすぐに反応されますが、
レンジフードの異音やちょっとした不具合は何となく放置してしまいがちです。
別に使えないわけじゃないし…
最悪、動かなくても困らないし…
と、ついついメンテナンスを後回しにしてしまいます。
しかし、換気に関して大切な役割を担うレンジフードが不調なままでは、十分な換気を行うことができません。
換気が不十分な状態だと、室内の空気が汚れることはもちろん、酸素濃度が低下し、ガス機器の不完全燃焼を招き、最悪の場合は一酸化炭素中毒事故を起こしかねないのです。
レンジフードの不調は、見て見ぬふりをするのではなく、適切に対処する必要があります。
レンジフードの寿命ってどれくらい?
レンジフードの寿命ですが、おおよそ10年が目安と言われています。
これはあくまで目安であり、
・使用頻度
・使用する環境(負荷の大小)
によって、寿命は前後することがあります。
取扱説明書などで耐用年数を確認しつつ、不調・故障のサインを見逃さないようにしましょう。
レンジフードの不調・故障2つのサイン
レンジフードを使っていて、次のような不調がみられたら、交換を検討します。
①換気がうまくできていない
・換気扇を回しても、何となく換気がうまくできていないような気がする
・部屋の中がこもったような感じがなくならない
こうした現象は、レンジフードの機能が低下し、うまく排気を集められていない証拠です。
性能が落ちてきているので、交換が近いサインといえます。
②天井や壁がべたべたする
レンジフードの吸気機能が低下してくると、キッチンの油分をうまく排気できなくなります。
その結果、キッチンの天井や壁が油汚れによってべたべたしてくるのです。
掃除不足と思い込みがちですが、実はレンジフードの機能低下の可能性もあるということを、知っておいてもらえたらと思います。
日頃の掃除で、長く使おう
レンジフードはビス留めされている部分も多く、なかなか隅々まで掃除が行き届きませんよね。
それでも、レンジフードを長く使うためのコツは、やはり日頃の掃除です。
最近は自動の掃除機能がついたレンジフードもありますが、
自分で開けられる部分・手が届く部分はこまめに掃除して、レンジフードの機能の妨げになる汚れを排除しておくことが大切です。
まとめ
毎日使うキッチン。
コンロとセットで毎日使うのがレンジフードです。
あまり気にかけることのない存在ですが、なくてはならない縁の下の力持ちと言えるでしょう。
もし今お使いのレンジフードが長年使用したもので、どことなく不調を感じているのならば、ぜひ交換を検討してみてください。
新しいレンジフードの性能の良さ、吸排気のパワフルさに驚くと思いますよ^^
※株式会社福田設備は、レンジフードの交換も承っております。ぜひお気軽にご相談ください※